セラミック治療のデメリット｜鈴木歯科医院｜守山区の歯医者・歯科

セラミック治療のデメリット｜名古屋市守山区の歯医者

こんにちは。

名古屋市守山区にある歯医者、鈴木歯科医院、院長の鈴木です。

前回のブログでは、セラミック治療のメリットについて詳しく説明しました。しかし、完璧な治療法は存在せず、セラミック治療にもいくつかのデメリットが存在します。

この記事では、セラミック治療のデメリットについて説明します。 ぜひ最後まで御覧ください。

■費用: セラミック治療は他の治療法に比べて高価な傾向にあり、材料自体も保険適用のものと比較して高品質であるため、技術的なスキルと経験を持つ歯科医師による専門的な処理が必要です。そのため、セラミック治療は費用がかかる場合があります。しかし、長期的な耐久性や自然な外観を考慮すると、その価値は高いと言えます。

■治療期間: セラミック治療には、他の治療法と比較してより長い治療期間がかかる場合があります。セラミックの被せ物やクラウンは、患者の口に合わせてカスタムメイドされるため、複数の訪問が必要になることがあります。治療期間が長くなることで、一時的な被せ物や仮歯の使用が必要になることもあります。

■削る範囲の拡大: セラミック治療では、被せ物やクラウンを取り付けるために、歯の削る範囲を広げる必要があります。これは、治療を行う前に元の歯の一部を削ることを意味します。歯を削ることで、元の歯の構造に対する永久的な変更が必要となるため、患者にとっては重要な考慮事項です。ただし、この内容に関しては保険診療であっても同じことが言えます。

■破損のリスク: セラミックは非常に堅牢な材料ですが、他の治療法と比較して破損のリスクがわずかに高い場合があります。特に、セラミックの詰め物や被せ物が強い咬み合わせの力にさらされる場合、破損や欠けの可能性があります。適切な咬み合わせとセラミックの適切なケアが重要です。

■結論: セラミック治療は優れた審美的な結果と耐久性を提供しますが、デメリットも存在します。高い費用、長い治療期間、削る範囲の拡大、破損のリスクがあることを念頭に置いて、患者と歯科医師が共同で治療プランを検討する必要があります。患者の個別の状況やニーズに応じて、最適な治療法を選択することが重要です。

お口のことでお困りのことがありましたら、名古屋市守山区にある歯医者、鈴木歯科医院までご相談ください。