2022/06/05
こんにちは。
名古屋市守山区の鈴木歯科医院、院長の鈴木です。
本日は当院のインプラント症例をご紹介したいと思います。
■治療経過
2022.3.12 1次OPE-インプラント体埋入
右下6番抜歯、歯根嚢胞摘出、顎骨再生治療
3.14 消毒、洗浄
3.22 抜糸
5.19 最終補綴装置の光学印象
6.3 インプラント補綴装置の装着
■通院回数 5回
■診査診断
大学病院で根管治療をするも、違和感が続き、1か月前より歯肉の腫脹が生じ、
画像診断にて歯根嚢胞及び根尖性歯周組織炎と診断しました。
■症例の概要
右下6番部の抜歯即時埋入で、手術は1回です。
1次OPE 後8週で印象し、10週で治療終了しました。
右下6番はCT上で近心根から分岐部にかけて歯根の破折が認められ、歯根嚢胞が生じていた。
右下6番を抜歯と同時に嚢胞摘出術を行い、遠心根窩にAstra Teck Implant EV φ4.8ー11.0mmを即時埋入しました。
その際、ITV80N、ISQ83の強固な初期固定が得られました。
さらに、抜歯窩とインプラントとの間のスペースには骨補填材を填入した。抜歯窩にはCGF膜を置き開放創で縫合しました。
■症例写真
術前デンタルXP
術前CT
術前インプラントシュミレーションCT
術前オルソパントモグラムXP
術前口腔内写真
インプラント埋入後CT
術後1週間口腔内写真
治療後デンタルXP
治療後オルソパントモXP
術後口腔内写真