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- 歯科口腔外科
当院の院長は、前職の陶生病院にて歯科口腔外科医長として臨床を行っておりました。
親知らずの抜歯、埋伏歯、一般的に難抜歯とされる歯なども治療しております。
このような治療でも麻酔学・歯科口腔外科の知識を生かし、痛みをできる限り抑えることを重視して治療を行っております。
また、当院では土曜日の治療が可能ですので週末に親知らずの抜歯を希望される方はお気軽にご相談ください。
親知らずの抜歯
当院の親知らずの抜歯の特徴
①術後の腫れ・痛みをなるべく抑える抜歯技術にこだわっています。
②術前術後の痛みをしっかりと管理します。
③術後の腫れに対するケアを欠かしません。
④入院を必要とせず外来で行うので、患者さまの日常生活の制限、負担が少ないです。
歯の外傷
歯の外傷の原因としては、喧嘩や転倒、交通事故、食事中に硬いものを噛むなど、さまざまなものが挙げられますが、治療後何年か経ってから打撲が原因で、神経が壊死を起こして、歯根の先に根尖病巣を作ったり、歯根吸収や動揺をきたしたりして、歯肉の腫れや違和感、痛みとともに抜け落ちることもあるため、定期的に健診を受けましょう。
歯の打撲
歯をぶつけたときなど、歯や骨に目立った外傷はないが、歯を触ったり、噛んだりすると痛みがある。つまり一時的に歯根膜の炎症のみを起こした場合をいいます。
治療方法:通常痛みを伴うため、鎮痛剤、抗生剤の処方を行い、1~2ヶ月間は歯を使わないように、安静にしていただきます。
歯の不完全脱臼
外傷により歯が抜けかかったもので、触ると痛みを訴えます。打撲が原因で神経が死んでしまい、後に歯髄壊死を起こす可能性がありますので、長期の経過観察を必要とします。
治療方法:脱臼が少ない場合は、細いワイヤーと接着剤を用いて、1~2ヶ月程度、歯の固定を行い、鎮痛剤、抗生剤の投与を行います。
歯の完全脱臼
歯が骨から抜けて歯根膜が断裂した状態をいいます。
治療方法:歯を歯槽内にできるだけ多く固定することにより、治療可能な場合もありますので、脱臼したり、脱落した場合は、歯を乾燥させないように口に水を含んだり、牛乳につけたりして受診してください。
歯の嵌入
打撲や転倒などで、歯を傷つけたときに、歯槽の中にのめり込んだ場合をいいます。治療方法としては、歯の本来の位置に戻して、1~2ヶ月、細いワイヤーとレジン系の接着剤で固定し、安静にします。しかし、歯髄壊死が見られた場合は、根管治療を行います。痛みや炎症を伴う場合は、鎮痛剤、抗生剤の投与を行います。
歯の破折
外傷や硬いものを噛んだことによりひびが入ったり、折れたりすることなどをいいます。
治療方法:歯の一部がかけた場合は、レジンや金属、セラミック等でもと通りの形に修復します。歯が大きく割れて、歯髄が露出しているような場合は、歯の神経の治療を行い歯冠修復を行います。
また、歯根が大きく折れたような場合は、保存は難しく、抜歯になるケースもあります。また痛みを伴う場合は鎮痛剤や抗生剤の投与を行います。
顎関節症とは
◎顎関節症の代表的な症状
- 顎関節やその周辺に、咬合時に痛みを感じる
- 顎がだるい
- 口の開閉時にカッコン、コッキン、ギシギシというような音がする
- 口が開けにくくなったり、口の開閉がスムーズに行うことができなくなったりする
- 口が左右にうまく動かない、開けにくい、顎が外れることがある
◎顎関節症の原因
- 歯ぎしり、くいしばり
- 急激なストレス
- 頬杖、猫背、うつ伏せ寝
- 打撲や事故による外傷
- 顎の酷使
- 入れ歯や被せものが合っていない
- 片噛み
治療方法:痛みが強い場合は、鎮痛剤や筋弛緩薬、漢方などの投薬処置を行いますが、それと平行して低周波の電気を顎にあて、筋肉のこわばりを改善する理学療法やマウスピースを入れて、上下の噛み合わせが均等に接するようにします。そうすると顎の関節頭が正しい位置に戻り、筋肉の緊張がとれ、スムーズに顎を動かすことができるようになると期待できます。それでも症状が改善されない場合や重症の場合は、大学病院に紹介をさせていただきます。